給料前にちょっとお金が足りなくなって、大手の消費者金融から2万円借りたのが
始まりでした。
その後も2ヶ月か3ヶ月に一度くらい借りていましたが、小額でも
あったので、特に返済に困ることはありませんでした。
ところが簡単に借りれる気軽さから借金して旅行に行ったりするようにまでなり、
いつの間にか一回に借りる額もどんどん増えてしまいました。その当時はまだ勤
め先の業績も順調だったので、少々の額であればボーナス時期に一括で返済でき
たので、そんなに利息が高いという感覚もなったのです。
ところが昨年から会社の業績が悪化し、ボーナスもほとんどなくなってしまいました。
今年の年収は350万円程度になりそうです。
当然、借金の支払いもできなくなり、消費者金融からの催促の電話がこわくてしか
たがありません。今では借金の額は100万円に膨らんでしまいました。自己破産
するしかないのでしょうか?
■A1
ポイント
☆借金の返済が苦しくても常に自己破産が必要とは限らない
自己破産してもそれほどデメリットはないが、やはり自己破産は最後の手段
☆交渉次第で毎月の支払額を減額してもらうこともできる
サラリーマンのように安定した収入がある人なら、粘り強く交渉することで減額
は可能。
結論から言うと、借金先の消費者金融が1社か2社で、借金合計が100万円、
年利が出資法の制限利息(29.2%)内のものであれば、返済が不可能とまではいかな
いでしょう。
つまり、自己破産まで考えるレベルではないということです。
ただし、それも収入がある程度確保できる場合です。
あなたの場合には、ボーナスがほとんどない状態である点が問題ですが、一応毎月の
給料は支払われているのですから、一度消費者金融会社と話し合ってみてはいかがで
しょうか。
いわゆる自己整理という方法です。現在の状況を相手に伝えて、月々の支払額を現状
で可能な限りまで減額してくれるようにお願いしてみるのです。最初は取り合ってくれないか
もしれませんが、減額ができなければ、自己破産するしかないと伝えれば、相手の
態度も変わってくる可能性があります。
一度拒否されてもあきらめず粘り強く交渉してみる余地はあります。破産を考えるのはその
後でも遅くありません。
15年ほど勤めた会社が昨年倒産し、やっとのことで最近新しい就職先は見つかっ
たものの年収は約半分の350万円ほどに落ち込んでしまいました。
現在消費者金融3社からの借入金額が400万円ほどあります。毎月の支払いも
10万円を超えています。
現在、子供が中学生と高校生で、教育費がかなりかかり生活を切り詰めても借
金の返済までは手が回りません。
自己破産しようと思うのですが、給料が安いながらもやっと見つけた職場をクビ
になるのではないか、また、破産したことが戸籍に記載されたら子供たちの進学
にも影響があるのではないかと気になり踏み切ることができません。
■A2
ポイント
☆自己破産してもクビになることはない
自己破産しても官報で公告され、破産者名簿に記載されるだけであり、このどちらも
一般の人に気付かれることはない。
☆自己破産しても免責を受ければ復権する
自己破産しても一生破産者であるということではない。免責を受ければ破産者ではなく
なり、普通の人に戻る。
自己破産したからといって、勤め先にそのことが知れることはありません。つまり、勤
め先をクビになるわけではありませんから安心してください。自己破産した場合には破
産者として官報で公告が行われます。また、免責が決定した際にも官報で公告されます。
しかし、一般の人は官報など見てはいませんから他人に気付かれることはないのです。
そして破産者になっても戸籍に記載されることはありません。本籍地の役場に備え付
けてある破産者名簿に、免責を受けるまでの間記載されるだけです。
免責を受ければ抹消されます。
破産者名簿は一般の人は閲覧することはできませんし、免責を受ければ復権といって
破産者ではなくなるのです。お子さんの進学などの際に破産したことがあるかどうかの
申告を求められることもありません。